個人の暮らしの場
共同生活援助
入居する方一人ひとりの家
グループホームは、障がいのある方が町の中で特別な存在として暮らすためではなく、町の中で一人の住民(町民)として暮らすためにあります。
障がいのある方のためのグループホームです。 施設じゃなく、入居者一人ひとりの「家」です。
個人の暮らしの場
グループホームは、障がいのある方が町の中で特別な存在として暮らすためではなく、町の中で一人の住民(町民)として暮らすためにあります。
グループホームは、障がいのある方が、町の中で特別な存在として暮らすのではなく、町の中で一人の住民(町民)として暮らすためにあります。特定非営利活動法人インクルードは、平成29年12月に町内に初めて夜間支援員の配置をした包括型グループホームを開設しました。
グループホームを利用するということは、そのこと自体が最終目的ではありません。また障がいの有無にかかわらず「一人暮らし」は暮らし方の選択肢の一つです。けれどもグループホームの次のステップとして、ましてや人生のゴールとして「一人暮らし」でもありません。その時期にあった、より自分にふさわしい生活を選んで生きることが人としての当たり前の姿です。グループホームで暮らしながら自身で納得のいく、こうありたい、こうしたいという暮らし方が実現するということです。
町内には、夜間支援員を配置している事業所は、ぽのぽのだけです。障がいを理由に生まれ育った町を離れることがないよう居住の整備を強化していきます。
グループホームは、小さな施設じゃない。入居者一人ひとりの「家」。グループホームには、集団生活ではない「個人の暮らし」があり、グループホームでは、自分の暮らし方は自分で決める。グループホームとは、入居者一人ひとりの生活を実現できる生活の場。グループホームでは、そのために必要な支援を受けられます。
私たちは、なるべく一般的な家庭に近づくよう、少人数のグループホームの運営にこだわっています。(利用定員4名)
障がいを理由に生まれ育った町を離れることがないように、ご本人さんの支援程度や身体状況に関わらず入居者様を受容し、やさしく、あたたかく、ぬくもりある生活の場所を提供することを理念としています。
「障がいのある方とご家族が安心で快適な生活を過ごせるように。障がいが理由で生まれ育ったこの町を離れないと行けない、そんなことが無いように」未来がどのようになるのか、想像がつきません。しかし、親が子より先に逝くのは自然の摂理です。「子が親を看取れる」「親に心配しなくても大丈夫だよ」と伝えられる環境を整えることが事業者としての責務です。
インクルードのスローガンは「好きなことして生きていく」です。人生は、一回。今を楽しんで。未来も楽しむ。
①衣類について
洗濯や衣類整理、季節・本人に合った服装の選択について助言や支援を行う。
②食事について
季節の感じられる料理、旬の食材を使った料理、温かいものは温かく、冷たいものは冷たくという適温の食事提供を意識していく。また体調や健康面にも配慮した食事提供を行っていく。
③住環境について
共用箇所、居室整理や掃除についての助言、支援を行っていく。清潔・整理された住環境で過ごすことによる心身の健康につなげていきたい。
④健康面について
衣・食・住の観点から配慮できる健康の維持を基本に行う。具体的には月1回の体重測定、健康チェックの実施、必要に応じて関係医療機関との連携体制を利用する。定期的な歯科通院を実施し口腔内衛生の保持に努める。
①家庭との連携
必要に応じて地域生活の状況について知らせていく。また年に1度、本人・親・スタッフ3者面談の機会をもって関わりを密にしていく。
②就労
職場開拓等で就労可能となった入居者様の支援は、生活支援員が中心となり職場訪問や雇用主との連携調整を図りながら、円滑な就労状況を目指していく。
③地域との連携
入居者様が利用するお店や社会資源に対し、必要に応じて連携をとることで住民と入居者様一人一人が円滑に知り合っていけるようサポートしていく。
支援理念の柱として「オーバーケアにならぬよう、放任主義にならぬよう」を掲げ、個人個人の生活能力に合わせた支援を行っていく。また、グループホームは小集団の生活の場であるが、最大限小集団の中でのプライバシー、個別の自由な動き、考えや思いが守られるよう配慮し、努力していくことを基本とする。
地域社会で暮らしていくためのマナーや知らなければならない法律などを勉強する機会を個別支援計画の内容に即して個別に設けていく。余暇の充実に関する取り組みについては、日中一時支援事業・移動支援事業を利用し、居室に閉じこもることがないように支援する。
①一人一人がそれぞれの生活の主体であること。
・世話人が問題を解決するのではなく、入居者様が「少し手伝ってもらったら自分でできた。」と感じられるような支援を心がける。
・過剰に支援するあまり入居者様が成功・失敗の経験する機会を奪ってしまわないよう心がける。
②入居者様の声に傾聴する姿勢をもつこと。
・たとえ言葉が無くても、入居者様の思いにちゃんと耳を傾けること。そして、その思いの実現のために努力すること。
・入居者様の発する言葉や行動に「なんだろう?」「なぜ?」の気持ちをもつ。
③入居者様を社会人・大人として扱うこと
・入居者様は社会で大人として扱われる年齢であるので、話し方などご本人さんを尊重した関わりを心がける。
④約束を守ること
・入居者様と約束した場合には必ず約束を守る。できないことについては約束をしないようにする。
⑤伝え合える関係作りを心がける
・入居者様と支援者の関係は、「支援する」「支援される」というものだけではないという認識の上にたつこと。
・入居者様の言葉や行動を聞き流したり見て見ぬふりをすることなく、向き合う姿勢を常にもつこと。
・入居者様の個性に合わせて少しでも伝わる、分かりやすい方法を常に考える努力をする。
⑥プライバシーを守ること
・グループホームは小集団の場であるが、一人一人の生活を尊重する場であることが基本である。
⑦価値観を押し付けないこと
・私たちは一人一人自分の価値観で生きていること、無数の行為を自分で選び日々を過ごしていることを認識する。
・入居者様の経験不足から他の方法を知らない場合もあり、情報提供やアドバイスが必要な場面もあるが、あくまでも選択肢の一つを提示するものであり、その方法を押し付けることがないこと。
・グループホームは、訓練や指導の場ではなく、生活の場であることを認識し、命令や指示ではなく提案の姿勢で伝えていく。
⑧確認しあえる職員集団であること
・日々職員間での情報交換を密に行い、適切な支援、関わりを行えているのか評価し確認することのできる集団であること。
☆食物アレルギーの方への対応
・食材の扱いや調理には十分注意し、調理器具、食器等を個別に対応します。
・アレルギー食は個別に掲示板を使用して明記し、全職員が情報共有を徹底します。
・病院でのアレルギー検査及びチェック表の提出が必要で一年に一度の医師の診断・指導を受けて頂き、検査表の提出が必要です。
☆グループホームの入居者様は、さまざまな特性の方達が入居されます。入居者様全員で何かをするという行事は、極力ないようにしていきたいと考えています。
☆自治体の行事や町のイベントには、入居者様全員で参加したいと考えています。地域との関わりは大切です。短い時間でも構いません。ご理解お願い致します。
☆万が一、大地震や火災などが発生した場合は、入居者様の安全を考え、次のように対処いたします。
・避難場所は、自治体の避難場所及び行政の措置した救援所へ移動します。
・停電等で電話が不通になり緊急連絡が取れない場合も想定されます。入居者様の安全が確保された状況であれば、職員からご家族に速やかにご連絡致します。
☆発熱(37,5が基準)等で体調がすぐれず日中活動・事業所での生活が難しいと判断した場合、ご家族に連絡させて頂き、医療機関にかかることもあります。
主治医からの診断書の提出をお願いします。生活の中での改善点・注意点をお知らせ下さい。
☆法人職員は、入居者様に対し、虐待をしてはならない。
(1)入居者様の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
(2)入居者様にワイセツな行為をすること
(3)入居者様の心身の正常な健康を妨げるような著しい減食
(4)入居者様の支援を著しく怠ること。
(5)入居者様に対する著しい暴言・言動
(6)入居者様に著しい心理的外傷を与える行為や言動
(7)入居者様の同意なしに財産や年金、賃金を使ったり勝手に運用しない。
☆研修への参加
・職種、経験に基づき各自の仕事のレベルを高めるために、職員に対し実施してまいります。
☆人権擁護・障害者虐待防止法に対する体制
・職員会議において人権擁護と障害者虐待防止法に関する勉強会を実施し、未然防止に努めてまいります。
ホームの概要
対象者/ 精神障がい者、知的障がい者
定員数/ 4名(男性)
夜間支援/ あり
住所/ 中川郡本別町南2丁目12-1
利用料金
項目 | 内容 | 金額 |
---|---|---|
家賃 | 一部屋 | 25,000円 (1万円補足給付により控除) |
食材料費 | 朝・夜の2回 | 28,000円 |
光熱水費 | 電気・下水道・灯油代 | 14,000円 |
日用品 | トイレットペーパ、洗剤等 | 2,000円 |
合計 | 補足給付控除後 | 59,000円 |
福祉施設、一般企業と出向契約をかわして、利用者の方への支援及び職員に対する学習会を開いています。※ジョブコーチ養成研修を修了した職員が対応しています。
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